プロの技

BすとろSいとうに行って来ました。昨日を逃すと来週はBすとろの長い夏休みの筈で、今日からの週もかなり忙しい私にはここしかないという日程です。これまで何度か満席でフラれていたので恐るおそる電話を入れたら、うまく席が空いており、久しぶりにSいとうシェフの料理を堪能しました。

珍しく、テリーヌはたまに魚はいかが?と言われて(いつもは定番の肉のテリーヌを好んでいます)食べてみたら絶品でした。いやいや、もちろん美味しいだろうとは思っていましたよ。しかし、これまでに食べた事のある(結婚式のコースなんかでは定番ですしね)どんなテリーヌよりも魚の味がきっちりと感じられる素晴らしいものでした。富山のかまぼこを一口食べた途端に「ああ!かまぼこって魚のすり身で出来てるんだった」と思い出すように、クリームの味でボヤケていないしっかりした魚の味がする美味しいテリーヌでした。(「bistro-saitohの料理写真ギャラリー:前菜」にアップしてあります)

プロの確かな技術が、妥協をせずに、原材料費もきちんとかけて、素材にも気をつかって作ると、どこにでもある料理でも充分感動出来る事を思い知らされました。

新しい発想も確かな基本の上にあってこそ成り立ちます。最近あちこちで、別のジャンルの世界から自分自身に置き換えても勉強になる事が多く、考えの幅を拡げて貰っています。

テリーヌだけが美味しかった訳ではありませんよ。当然ですが、念のため。昨日のオーダーは、豚足のアスピック・魚のテリーヌ・活タコと赤ピーマンのゼリー寄せ・砂肝コンフィのサラダ仕立て・イベリコ豚舌のロースト・豚バラの黒ビール煮込み、というものでした。美味しそうでしょ?

帰り際に貴重な「F・d・B」を分けて頂きました。丁寧に使わせて頂きます。私たちは、あちこちでこういうお土産を頂きます。ありがたい事です。Mずやでも煮魚を頼むと、その煮汁をたっぷり持たせてくれたり。幸せな星の下に生まれたのでしょうか?

やっぱり普段の行いが良いから←!?

One Response to “プロの技”

  1. 侘びさび沙羅双樹 より:

    魚のテリーヌ、おいしそうですね。写真拝見しました。

    「BストロSいとう」ファンの一人として、シェフの腕には毎回感動しています。季節の素材を活かしながらのメニューには、いつも「これもいいなぁ」と目移りしながら悩み、料理が出てくるのをワクワクしながらワイン選び。料理とのマリアージュを考える時も、マダムKさんやシェフに相談させていただき、至福の喜び!まだ食べていないのに喜び過ぎですかね。幼い頃家族で行ったレストランでのワクワク感を思い出します。
    私は料理のおいしさ以外に楽しんでいるものがあります。それはプレートに飾られた料理の彩りです。前菜やメイン料理で主張される食材もありますが、それを引き立てたり口直しになったりする食材とのコントラストが、食欲をそそられ、食べている時に何度も驚かされます。
    ひとつのプレートに彩られた料理が絵に見え、ピサロやシスレーの自然と光の見事な調和をイメージしたり、スーラやゴッホの点描をイメージしたり、ピカソやブラックのようなキュビズムをイメージしたり…芸術品と言っても過言ではない。京料理もそうですが、見て楽しんで、いただいて味わう醍醐味を感じます。日々の疲れを癒やしてくれる空間です(ちなみにシェフはセザンヌやマティスがお好きなようで…)。
    私がワインの味を覚える前から料理の世界で腕を振るっているシェフですから、私が語るなんてもってのほかですが…こんなファンがいることをコメントさせていただきたく…。

    BストロのWCが、ちょっとしたギャラリーになりつつあります。もし興味があれば御覧ください。

    A bientot!

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