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やっと秋らしい爽やかな空気が感じられるようになりました。キンモクセイの薫るこの時期は私の好きな季節です。

先日、弟子のU治川から連絡があり、無事に彼の希望であるY形県の教員採用試験に合格したとの事。二年目のチャレンジで見事合格です。頑張り屋できちんと自分の将来について展望を持ち、大学院に進んで聴覚障害者への教育を希望している、大変しっかりした(師匠の私に無い所だらけの)信頼のおける弟子です。高校時代から付合っているCひろとのゴールインも(これも真面目な彼らしい)近いかも・・おめでとう!

明日からは、時々ここでも紹介したK井中学が、吹奏楽コンクール東日本大会(小編成バンドの最高ステージ)のため上京します。私も最後の調整にお付合いする予定。

心地よい秋の空気の中、嬉しい事が続き、ふとY形つながりで「イモ煮」が食べたくなった。Y形県人は秋に何度か、川原でこれを食べないと禁断症状が起こるらしい・・。(←たぶんホント)何度か招待を受けて(Y形響の定期の翌日の宴会とか)私も経験しています。秋の川原で、それぞれが持ち寄った食材を大鍋で煮ながら酒を酌み交わす、大変楽しい宴です。ニュースにもなるM見ヶ崎河原での「日本一のイモ煮」も有名ですが、Y形県人は老若男女を問わず、皆がそれぞれのレシピ(大差はない!)でイモ煮を作れる(なんせ、小学校から毎年経験する)らしいです。

さて、ウチのイモ煮です。里芋を洗ってきれいに皮を剥いて(電子レンジを使うと早く出来ますが、もちろん本場の川原では使いません)おく。大きかったら食べやすい大きさに。ねぎを(今回は)2cm程度の小口切りに。(「みじん切り」でさえなければ、お好みの切り方で良いでしょう)牛肉を食べやすい大きさに切る。こんにゃく(Y形らしく・・なら玉こんにゃくとか)を下ゆでして適当な大きさに切っておく。秋のキノコを数種類食べやすい大きさに裂いておく。

大鍋にサラダ油を少し引き、牛肉とネギを炒めた後こんにゃくやキノコと里芋を加えて、全体に油が回ったら酒とみりん(適量)を入れてアルコール分を飛ばしてから水を加える。(川原では当然水だけですが、ウチでは二番出汁を入れて、牛肉と鰹&昆布のダブルスープで作ります・・まあ、冷蔵庫に出汁が取ってあれば、ですけどね。わざわざこのために出汁を取る事はしない。)

「ダシ」繋がりですが、Y形の家庭料理「ダシ」もうまい。キュウリやミョウガなどを細かく刻んだ薬味の様なものですが、そのままでも、冷や奴に載せたりしても、日本酒のアテに最高!・・・いやいや、また脱線。

里イモが煮えればOKです。塩、醤油、砂糖などで味を整えて頂きます。(汁も一緒に飲むものなので味が濃くなりすぎないように。あっさり薄味の甘辛の醤油味という印象です)もちろんお供は日本酒!昼間っから川原で、秋の空気の中で飲るのがもっとも合います。

*レシピは食べた印象から類推した私の考えなので、Y形県人に「ちがうちがう」といわれる可能性大。まあ、エーやん。これで美味しいでえ←関西人やん!

*私のレシピはおおざっぱすぎてわかんない!ちゃんと醤油を○×ccとか書いて・・という意見が私から出ましたが(←ここT尾さん風。わからんやろね)、計ってないのでそんなんわからへん。味見をしながら少しずつ入れてね。最初にドバーっと入れちゃわない限り失敗はしないと思うし、何事もちょっとずつ失敗した方が上達は早いよ。←これ、誰に宛てて書いてるんやろ?

M城県でも同様に「イモ煮会」を開催しますが「豚肉で味噌味」のイモ煮らしい。同じY形県のS内地方でも豚肉を使用する(醤油味か味噌味かは不明)と聞きました。F島県でも食べますかねえ?こんどSいとうシェフに訊いてみよう!

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