2週間ぶりの

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・・・久しぶりの投稿です。

政府と東電の震災と原発に対する処理の遅さと悪さに心底腹が立ち、この事に触れずにブログ記事を書く気になれず、しかしあまりのひどさに、頭の中が「何から書いて良いか」についても混乱しているような有様で、さらには「笑って過ごせる」「いつもの生活に戻ろう!」という自分の呼びかけに反する様な気もして、書く事をためらっていました。

この間に、私自身も東北地方にも行き、被災地の生の状況も少しずつ見えてきました。やはりテレビではなにも伝わらない・・ということもよく解りました。伝えられているように、日本人の助け合う精神とは裏腹に、やはりどこにでも悪人がいる事も判り、呆れ悲しくなるような事実も知りました。被災した車のナビや高価なアルミホイル等は根こそぎ無いらしい。また、避難後の空き家に入り込んで、金品を盗むということも横行してるらしい。この手の悪人は日本人だけではないそうです。でも、日本人もいる。そういう事を誇らしげに吹聴する輩もいるらしい。また、避難されている方の先の見えない不安からという事もあるとは思いますが、ボランティアに対して、やって貰って当たり前、もっとひどいと、これだけしかしてくれないのか・・的な人間も出て来て、世話をしている人達が困っているという話も。千年に一度の自然災害に遭ったことは気の毒だとは思いますが、それは誰のせいでもなくその方の運命なのだから、受け入れるしか無いと思うのですが・・。基本は、被災した方達が、頑張って復興に向かっている事を、ボランティアがサポートする・・という形だと思うのです。

未曾有の大災害に対して、被災者が復興に向かえるよう、経済面を含め大枠を政府がサポートし、細かな人的貢献は余裕のある人間がボランティアとして支えて行く・・という形がまったくなされていないので、余計に心が荒んで行くように思えます。

この2週間で東京の桜もすっかり終わりました。今年はゆっくり花見という気分にもなれず、毎年必ず行くお花見散歩も結局やらずに終わりました。観光地が人が来ないで困っているというニュースが流れていますが、あの揺れを経験した人達は、皆こんな気分なのだろうと想像します。交通もいつ止まるか(やっと平日は通常ダイヤに戻ってきましたが)何となく不安な中、遠くに行く気にはならないでしょう。

久しぶりにブログを書いて、なかなか以前のテイストに戻れない。ネタはいくつか持ってはいるのですけどね。そのうちだんだんにご披露しますので。

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