Philharmonie

先日のとある素人さんからのご質問。

「東京フィルとか名古屋フィルとか、あちこちに〜フィルって名前に付いているオーケストラがありますけど、あれは全て関連企業ですか?」

なるほど!そうきたか。会社の支店みたい…に感じておられるのでしょうね。私は「そうそう、月極駐車場と同じで、超巨大な組織ですよ。月極〜は日本国内の組織だけど、フィルは世界規模で、ベルリンやウィーンやニューヨークにもあります」と答えておきました(笑)

Philは〜を好むもの・愛好するものという意味で、反対語はphobe…だったような気がします。paedophilia(幼女愛好←なぜこの語を例に出す!?)等にも使われるphilと語源は同じ筈。つまり直訳すれば、ハーモニー(和音)を愛するものという意味だと聞いています。

ドイツやオーストリアでは、大小さまざまなどんな街にもオーケストラがあり、一つの街に二つ以上の楽団がある場合、大雑把にいってPhilharmonikerがその街一番の、次いでSymphonikerという名称になっているという印象が私の中では強いですね。Philharmonikerはたいていその街のオペラハウスでの演奏を担当しています。でも、Philharmonikerが演奏旅行などでいなくなれば、Symphonikerが代演する。シンフォニーという名前なので、交響曲しか演奏しない…って訳ではない。

こういう「いまさら〜」的な疑問って結構多いのでしょうね。まだまだ色んな啓蒙活動(←上から目線!やだなあ。オーケストラは怖くないですよキャンペーン…くらいに言えば良いのにね)をしていかなくては我々のショウバイは理解されにくいなあ、と今さらながら感じた一コマでした。

One Response to “Philharmonie”

  1. 侘びさび沙羅双樹 より:

    お久しぶりにコメントさせていただきます!

    交響楽団・管弦楽団ばなしはNしださんらしくていいですね~。
    最近のクラシック音楽業界はどんな感じなんでしょう?普通にどんな分野でもCDが売れなくなり(ダウンロードで済ませる)、だんだんCDショップが縮小化されつつあるけれど、クラシックコーナーはしっかり確立されているような。根強さは感じます。

    私もクラシック音楽好きです。影響は中学生の音楽の授業。ビゼーの研究をちょいとしました。あと父親がベートーヴェンの交響曲のレコードをよく聴いていたことかな。歌のない音楽(当時は歌曲やオペラは知らなかった)に刺激を感じ、音の一つ一つの美しさに感激しました。声や外見メインのアイドルの歌とは違う…イマジネーションが膨らんで、感性豊かになりました!

    学生時代はCD買えずに、日比谷図書館の貸し出しCDを活用していました。大人になってからはもっぱら映画からの影響が多いです。オペラやバレエを観に行く機会も増えました。フィギュアスケートでかかる曲にクラシック音楽使われると、注目されますね。

    クラシック音楽はいつでもそばに置いておきたい文化ですね。しかし、何百年も世界中で愛されている音楽…すごいですよね。ジャズやロック、ブルースだってまだまだ歴史は浅いし。

    啓蒙活動頑張ってくださーい。またクラシック音楽の話、Bストロでしましょ!

    A bientot!

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