今週末の土・日の旅。もちろん仕事ですが…
日曜に渥美半島田原で、三重のおっさんバンドEspoirの慰問公演があり、土曜に本拠地の津でReh、日曜早朝から移動して田原に向かった。本番は午後一。演奏はまあまあ。「まあまあ」まで持っていけたのは、ひとえに私の力量!(笑)お客さんに喜んでもらえたのだけはなにより…といった内容でした。
帰りの豊橋駅で、待ち時間が1時間ちょっとあり、めずらしく豊橋駅前を散策。豊橋ではあまりこういうことはした事がない。豊橋といえば、ちくわか。最近はご当地B級グルメでどんぶりの底にご飯が少量入った「豊橋カレーうどん」を推してる。これは市内のあちこちに幟が翩翻。
新幹線の駅ビルで時間つぶしに入る寿司屋くらいしか知らなかったので、駅前に走る路面電車がモダンできれいな、いわゆるトラムっぽくなってる事も知らなかった。で、駅前散策。最初に目についたのがスパゲッ亭チャオ。時間が数十年巻き戻されたかの様なネーミング。スパゲティの上にトンカツとかハンバーグやらソーセージやらが乗ってる??なにこれ。
さらにはスマートボールの店。初めて見た。パチンコ屋のように人が吸い込まれていく。スマートボールは、祭の夜店でしかやった事ない。
駅の方に戻れば、関西風うどんの店にラーメンの提灯。怪しい… しかも、駅前の一等地という好立地。東京なら八重洲ブックセンター辺りか…
結局、駅ビルに戻って、食べそびれた昼飯をと思ったら、ここにもスパゲティーとピザの店。でもなんだか様子が違う。よくみたら、きちんとしたイタリアンっぽい造りの店のショウウィンドウにあたりまえのようにあんかけスパ。名古屋B級グルメ!←これは、豊橋の名古屋に対する憧れの証か??
考えてみたら、こんなにたくさん名古屋に通っていて一度も食べた事ない。この日はなんだか挑戦モードになり意を決して注文。人生初や!
さて、食レポ開始。
麺は極太のフワフワタイプ。もっちりを通り越して、アルデンテという発想はなさそう。でも茹で置きをフライパンで焼きなおした形跡はなし。熱い麺をどうやって盛るのか、うどんのようにきっちり揃えて束ねて盛り付けてあって、かえって食べにくい…ソースは、おそらく缶詰ドミグラスソースにウスターソースとケチャップと醤油を混ぜ胡椒をかける。その配合は秘伝中の秘伝、一子相伝かも…(笑)んな事あるかい! 私は、多分すぐに再現出来ると思う。それをカタクリで餡留めしたどろりとしたソースにひたすらスパゲティーをまぶしつけて。トッピングはとんかつとウィンナソーセージ。なんでや?今時珍しいゆで卵を裏漉ししてパセリを混ぜた(ミモザだっけ?)がかかってる。
なかなか美味しい…か??という、すべてが最後まで疑問形な感じがおもしろい。一度位は食べておいた方が良いね。
帰りの新幹線車中で、やたらピーピー泣く赤ん坊がいて、眠れずに迷惑な話やなあと思っていたら、降りる間際に泣いてた原因が判明。親のスマートフォンのゲームをやらせろって泣いていた。どうみても1歳〜2歳児。おむつしてる。言葉も喋れない。この頃からスマホゲームにハマる彼らの行く末ってどうなの?世も末じゃ。のお、ばあさんや。新幹線を降りても、電車の中でずっと子供にネチネチ怒る母親と、負けずに絡み返す息子にうんざりさせられた。少子化も神のお導きか。親力のない大人が子供を持っても、ちゃんと育てられへん。ちゃんと育てられへんかったら、アホな大人がまた増える。要らんって!