大変大きく長く揺れた地震でした。私は生まれて初めての体験です。阪神淡路大震災の時に、関西に友人や親戚が多い私は、「死に向き合い人生観が変わった。」と言った知人が数多くいたのですが、私も「人の力なんて、自然の前では全く無力だ」と思いながら、揺れの中、たまたま居合わせた人達と励ましあっていました。前日に別の意味で死と向き合った私は、その経験と関係あるのかは解りませんが、なんだか冷静でした。
何より、被害に遭われた方々とその土地に心よりお見舞いを申し上げます。東北地方には仕事先も含め、知り合いが多い私には大変心配です。大きな被害を受けた太平洋沿いの三陸地方の街々には、何度も仕事で訪問した際のとても良い印象が残っているだけに大変残念です。その折に知り合った方々の無事は調べようもありません。無念ですし、無力を感じますが、人間の持っている力なんて、所詮そんなものだという気もします。
今回の地震には、津波の恐ろしさをまざまざと見せつけられました。また飛騨や長野でも地震が起きています。(専門家ではないので正しいかどうかは判りませんが)日本の周りの別の断層など、地球の活動が活発になっているように感じています。他の地方でも大きな地震が起こらなければ良いなあ・・という漠然とした不安感があります。
何より、原発の事故と、それに対する政府の対応に恐怖(自然に対するものとは別の)を感じています。
Y形の私の弟子達は、警察官や看護師などこういう際に他人のために働かなければならない職業の者が多く、彼らの活躍を期待しています。
私が要らぬことを書いて回線やサーバーの負荷を増やす(大した事はないとは思うけど)のは本意ではないので、今日はこの程度でキーボードから離れます。
私の知り合いの方同士で、携帯などのメールがうまくいかずに、安否情報をどこかで公開したい方は、この投稿に対するコメントを書いて、公開書簡のように無事を確認しあって下さいね。