4月に入りました。
被災し、ご家族や家を失った方、いまだ避難所生活を強いられている方々、原発問題に振り回されて(正に!振り回されてる。自分たちの意思でなった結果ではない!)いる方々は、まだまだ厳しい現実に向き合わなければなりませんが、大きな揺れを経験した東京以北の各地域も、少しずつ落ち着きを取り戻しているようです。
東京では桜の開花宣言があり、家の近くのS神井川畔の桜も、今まさに花開こうと蕾が膨らんでいます。あちこちで花見の自粛を呼びかけて(自粛ってのは自らするもので、他人に呼びかけられてするのは「自」粛ではない!)いるようですが、そんなものは放って置けば良い。どこかのアホな知事が「そんなことしている場合じゃない!」って言ってますが、こいつには投票しない←ということは、今立候補しているって判るね。しかも現職!ピンポイントですやん(笑)
無意味などんちゃん騒ぎや無駄な提灯を点けること(要するに電力浪費)を煽るつもりはないけど、人は春を感じ、暖かさを感じ、桜を楽しんで、そこに心の余裕が生まれる。多分、被災した皆さんもこういう情緒で一瞬でもホッとする事は大事な感情である筈です。むしろ今それが一番大事なのでは?
大変な時にこそ、落ち着いた所から、余裕のある所から、普通の生活を取り戻す。花見をして人が集まれば、そこで少しでも経済活動が生まれ、巡り巡って国の力になる。国の力は被災地を助ける力になる。何でこんなに簡単なことが解らないのだろう。そうでなくても、例えば人が集まる場所で「募金活動」をしたって良いじゃないか。
すべての日本人が「被災者が気の毒」といって、彼らと同じにしなければならないというのは、間違った「平等」主義でしょ。正に日本中の学校教育が、この間違った「平等」を振りかざすから、なおさらこういう雰囲気になっている様な気もしますが・・。
今日の東京は曇り空で寒い一日ですが、暖かい春の日差しを見ると(たとえそれが原発からの放射線に汚染されているかもしれなくても)私はホッとできました。
まだ被災地は寒い日が続くようで、今日の東北も雪混じりの地域が多いようですが、お天気も大概にしなさい!!そうでなくとも、朝からどんよりと曇っていると気分も落ち込む。自然も、我々に大変な災害を与えたのだから、せめて早く暖かな春の日差しをくれて、電気・ガスなどライフラインが復旧していない場所でも、寒さの心配をしなくても良いように・・くらいの配慮はないのんか!←って、自然に説教してもあかんかなあ。
せめて、家の近所の春の光景を。そういえば、ブログに写真を掲載するのも久しぶりです。
最後にMず家のオヤジに教えてもらったネタを一つ。
「ワシントンの斧」として有名な、ジョージワシントンの逸話がありますが、彼の父はなぜ桜の枝を切った子供を叱らなかったか?一般には正直に話したから・・となっていますよね。本当は「ジョージ少年の手に、まだ斧が握られていたから」が正解だそうです。そりゃ怖いわな!
こんにちは。
だんだん暖かくなってきましたね。「桜が開花」のニュースは気持ちがホッとします。私の勤め先にも桜の木がいくつかあり、淡いピンク色の花を咲かせています。自宅近所の谷中墓地も咲き始めました。お散歩にもってこい!春は好きな季節なので、桜の花を見ると本当に嬉しい!
日本人には4つだけでなく、24もの季節があるんですよ。確かに半月毎に変わり目を感じるのは大変ですが、徐々に変わっているのを感じることは楽しいものです。気温・湿度だけでなく光の強弱や風の向き、草木の匂いや色…季節を感じさせるものはまだたくさんあります。新年度を迎えて、新入生・新入社員が街にあふれ、新たな年間計画を考えたり…。
東京もまだ余震がやってきますが、イライラしてもしょうがない…みんな病気になっちゃう。体調崩しやすい季節でもあるので、心身ともにバランスを戻しましょう!花見は夜だけではありません。朝や昼に見るのもいい!桜は日本人の心です。
震災後に京都の知人から「大丈夫やったかー?」と心配の連絡がいくつか来ました。関西でも物資の不足など影響はあったようです。それに加え、首都圏への出張が中止になったり、観光客の激減が…特に海外から。海外人は放射性物質への懸念でしょうか?何故西日本に?日本はそんなにパニックなんでしょうか?円高だから?水道水や農産物の濃度が高かったもの以外、避難地域以外の放射性物質に関しては、あまりにも過度な国民の反応にちょっと呆れてしまいます。よっぽどレントゲンやCT検査受けてあびるほうが高いのに。自分の病気を治すための放射性物質はいいんですかね~。海外人も避けないで怖がらないでいいのにな~。日本の春は美しいですぞ!
にしださん、暗くてイライラする内容より、嬉しい内容よろしく!
Au revoir!
侘びさび沙羅双樹 様
コメントありがとうございました。
海外(私の知っているのは特にドイツですが)では、日本の原発事故と放射性物質の拡散について、必要以上に煽り、騒いでいるようです。それしか情報の無い外国の友人から心配するメールもたくさん届きました。
日本の発表(東電・原子力安全保安委・政府などなど)が信頼出来るのか疑問がある事もありますが、IAEAと日本側の見解に開きがあるのはご存知の通りでしょうし、ドイツのように選挙の結果に影響する程、この事故を政治的に利用しようとしている人達もいます。原発反対運動に今回の事故を利用しようとする人ですね。
まあ、いずれにせよ、日本の状況とは違うという事です。(日本人が静かすぎるのかもしれませんが・・)
そして、少し相手側に立って想像すればすぐにわかると思いますが「何もわざわざ危険かもしれない場所の近くに旅行する事はない」という意識が働いているのです。福島と京都(西日本)の距離は、まったく彼らの中にはありません。外国の都市間の距離なんて私達だって知らないでしょ?同じ日本、それも国土の狭い島国で起こっている事なのだから、彼らの意識の中では「すぐそば」で起こっている事なのです。
放射線被曝の危険性については、CTやレントゲンと同じレベルで考えてはいけないと思うのですよ。自ら望んで受けるのと、知らないうちに自らの意思とは関係なく受けるという意味で。実際に、福島の距離の近い地域は避難勧告が出ている訳だし。住民は避難したい訳ではないでしょ?東電と政府のせいで(天災のせいではないと思う)この状況を受け入れざるを得ない・・のが問題。
暗い話題が多くて、私もイヤなのですが。すみません。避けては通れない事が多くて、バランス感覚が悪くなっているようです。気をつけなくっちゃ!
確かに原発近くの避難地域には、放射性物質は一大事です。それは被爆するリスクが高くなるので、もちろん軽くは考えてはいけないと思っています。しかし埼玉や東京、神奈川辺りの水道水や運ばれた農作物の事を書いたつもりで…言葉足らずですいませんでした。医学的な見解からして、皆さんレントゲンやCT検査である程度の放射性物質をあびていること、わかっているのか…。その検査であびる量と、何時間も何十日も摂取する量(避難地域以外の話)を比べても害はないという説明は難しいのかもしれません。
事実、私の職場で家族一家(実家は九州)で海外へ脱出してしまった人がいます…いきなり仕事やめて。何も日本から逃げる事ないのに…。家から出ない、エアコンや換気扇をつけない、など放射性物質を回避する方法が情報として広範囲に流れると、そこまでする必要のない地域まで不安になる…。そんな状態に“物申したかった”だけです。
軽率な態度にみえたかもしれません…すみませんでした。
侘びさび沙羅双樹 様
いやいや、別に謝らなくても・・。
私の発言の見地というか足許が違うと感じただけです。
医学的見地から騒ぐ程の事ではない、日本中が無知から来る恐怖感に騒ぎすぎるのは良くない・・はまったくその通りで同感なのですよ。不安を煽る様な情報にもの申す・・という所も同感です。そもそも自然界にも放射線はあるのだし。飛行機に乗っても被曝はしている訳ですからね。
私の発言はこれに反対している訳ではないのです。
実際にこれで被害を受けている(主に福島の)人達に「被曝量は大したことないから心配ない」「放射線が検出された野菜を食べても健康被害はない」などと言っても、何の足しにもならない。東電も国もきちんとフォロウしろよ!お金で賠償する事も含めて。それも今すぐに。・・・という事が言いたかったのです。
巡り巡って(量こそ少ないとはいえ)我々だって、受けたくもない放射線を、空気や海水経由で浴びているのだから。
その部分が飛んでしまって、「不安は無い」「心配は無い」とばかり喋る専門家や報道の姿勢に疑問を感じているのです。