PJBE

タイトルだけでは、なんのこっちゃ?という方が多いでしょう。Philip Jones Brass Ensembleの略称です。主宰のジョーンズさんの没後10年になるそうで、復刻版のDIG.Remaster CDが企画され、予約していたものが届きました。

一度に10枚も届いたのですが、聴いていて時間が気にならない。
なんだか懐かしくて涙が出そうな感じもあるなあ。
これを若い時に聴けた私は幸せかも。東京で開かれるコンサート全てを追いかけ、なけなしのお金で、レコードを買い集めて、輸入版まで探して、楽譜を探して、無いものは自分でコピーして楽譜を作って。(それを当時のT京BrassEns.が演奏会に使って←アカンやん!昔はゆるかったねえ)

あの時代の日本の(いやいや世界の)金管奏者は、多かれ少なかれ、これに影響を受けてると思います。

音程がまったく気にならない、どころか積極的に気持ち良い。(高い倍音がかなりの確率で聴こえてくる)アンサンブルの音色が統一されている。(同種の楽器のUnisonは、1本で吹いてるとしか聴こえないくらいすごい)

もう!
こんなん聴いて憧れて、Fletcherさんに習いに行って、あんな奏者になれるって勝手に決めて。あんなアンサンブルをやりたいって思って、あんな音出したいって思って。今考えると、恥ずかしいなあ・・・。

でも、やっぱりスゴいです。久しぶりにCDを聴いて幸せになりました。

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