マニュアル通りにしか喋れない接客業の担当者、マニュアル通りに喋らそうとするその管理者…客のことを考えないで、しかもそれがサービスと勘違いして面倒を押し付けてくる人達。
曰く…ご注文を繰り返させて頂きます。この間、客は自分の注文を再度思い返し、しかも時間をとられて会話は中断される。繰り返して間違いが無くなるのかと思ったら、運び役は違うスタッフで全然話が通っていなかったりする。窓口で並んでいたら(JRでも銀行でも)「今日はどのようなご用件で?」と質問して何かに書き付ける。これを訊いてどうするのかと思ったら、結局は順番が来て窓口で同じ事を喋らされる事が殆ど。全く話しが通っていない。あれは一体なんのために訊かれているのだろう…?? もしかして新人の接客実習?客はそれに付合わされてるのか?先日JRの某駅でちょっと複雑な乗車変更を頼むため窓口に並んでいてこれに出会い「話しても良いけど複雑なので。どうせまた窓口でも同じ事話すんでしょ?」と言ったら「ハイ、二度手間ですね」だって。訊く方も判ってるんだ。なら止めりゃあ良いのに…
先日出会った極めつけ!とある定食屋で食事と一緒にビールを頼んだら「ビールは食後にお持ちしますか?」って言われた…呆れて怒るどころか笑ってしまった。この話をSシェフにしたらやっぱり大爆笑!何を考えて客と接しているのだろうか?
Sシェフと話したのは923C秋記念日。今年は大台に乗る大きな節目!!(←拍手)いつもの事だけど、Sいとうでの居心地はとても良い。(長居されて彼らは迷惑だろうけど:笑)基本的にシェフもソムリエの奥様もお客の事を第一に考えてくれての接客だから。当然かもしれないけど現在はこういうお店は本当に少ない。客の方も出来れば店員と喋りたくないという姿勢の人も多いので、ちょうど良いのかもしれない…これはこれで寂しいものがあるなあ。
料理もマニュアル通りにどこの支店で食べても同じ味になる事を目的にされては味気ない。そんな店と一緒に並べるのも失礼だけれど、BストロSいとうでは、今回も心から我々を楽しませてくれようと心のこもった(愛情は、多分!こもってない:笑)料理を出して貰った。特筆はサンマの薫製とハチノスのパン粉焼き。ハチノスはパリのビストロでは定番らしいけど日本では殆ど見ないもの。当然美味。もちろん他の料理も全て手をかけた素晴らしいものでした。
もう、ホントに数軒しか行ける(行きたい)店がない。先日Y形で和D先生にご紹介頂いた郷土料理とお酒の店「D7」(←コードネームじゃない!駅前の地下です)も良いお店だった。ここは再訪して馴染みになったらレポートします。
昨日はMず家で母屋からの漏水事故があり「もう、やめ時かなあ…?」という気弱なオヤジの一言。頼むからやめないで!今のお気に入りは分母が5以下なんだから!