発想の転換

今日さいたまスタジアムで開催される「サッカーWカップ最終予選」の対オーストラリア戦にあたり、渋谷ハチ公前のスクランブル交差点を封鎖するというニュースが朝から流れている。勝っても負けても集まって騒ぐ若者対策。

何でこういう事するのかなあ。あれだけの人間が集まって将棋倒しのような事故を未然に防ぐとかなんとか…色々言っているけど、こういう方法しか思いつかないところが日本の限界だね。

そもそも、何かを禁止されたり反対されたりするから人は発奮する。反対された恋愛はその典型。反対すればするほど燃え上がる。ハチ公前交差点がなくなれば、どこかで同じ事をしようと考える。しかもそれは分散する。どこに行くかの予測もつかない。

警察は危険を未然に防ぎたいなら、ピンポイントでそこだけ管理する方が楽な筈。人員を動員して、渋谷ハチ公前に集結させ、何が起きてもすぐ対応出来るように準備すれば良い。どこに分散するか読めない方がよっぽど危険。しかも禁止された側の人のエネルギーは、禁止される前より確実にヒートアップする。

どうしても止めさせたかったら、警察主導で「さあ皆さん。ハチ公前スクランブル交差点に集まりましょう。」「日本のサッカーを皆で応援しよう」って呼びかければ良い。警察官が出て交差点の四方向に向かって「さあ!諸君。ハイタッチだ!」笑  警察主導で(そうでなくても)こういう事を言われたら、しらけて集まらないヤツが大半だと思う。人の心がわかってない。阪神が優勝した時にも、道頓堀で「さあ、諸君!飛び込もう」とかね。笑

先日から日本の教育のダメさ加減…というより人間のダメさ加減にがっかりさせられていたんだけど、やっぱりこれじゃあなあ…

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