Apple ID のパスワードが…

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先週金曜夕方に、Appleからメールが届いた。AppleIDのパスワードが変更されました…という確認メール。

ところが、私はパスワードを変更した覚えもなく、おまけにメールに記載されている「更新日時」には、私はどうあがいてもPCその他、全てのAppleデバイスに触れてない…というか触れることができない時間帯だった。

気持ちが悪いので、慌ててAppleカスタマーサポートに連絡して対応策を協議する。簡単に言えば、パスワードを再設定するだけなんだけど、こんなことでは終わらせられない。

AppleIDは、iClaudを経由してスケジュールや住所録などの自分以外にも影響のある個人情報の他、iTuneStoreやAppleStoreなどの登録情報にクレジットカードの情報まで紐付けられてる。

これを第三者が勝手に操作・変更できるような甘いセキュリティでは、全く安心出来ない。

どのような方法で、誰が(IPadressなどからある程度は特定できるかも)私名義のIDの情報を書き換えたのかを調査して欲しい旨を伝え、サポートから翌日の電話連絡の予約をした。

翌土曜日夕方(私は仕事の旅先だったのだが)サポートから電話があり、まだ調査途中ではあるが、どうやら秘密の質問のページから入り込んだようである…との回答。秘密の質問…というのは、パスワードを忘れた時のために、最初に設定する項目で、子供時代を過ごした町、初めて買った車の名前など、その人にしか答えられないような設問を複数の「問」から3つ選んで、それぞれの答えをあらかじめ登録しておくもの。私も電話サポートの折、本人確認のため口頭でこの質問をされたが、覚えておらずにかなり右往左往した…自分が覚えていないような質問をクリアして他人のパスワードを書き換えるって…いったいどういうからくりだろう。というか、こんな質問は簡単にパスして「欲しい情報」にたどり着く事の出来る技術と、それだけ詰めの甘いセキュリティーシステムだという事だろうと思うが、こんな事はAppleは認めないはなあ…

サポート担当は、私の現在の「秘密の質問」もすべてクリアして変更してくれと言われたから、まあ、その通りにはしたけれど、前回もここをクリアしたって事は、これじゃあ安心出来ないってことでしょ?月曜にAppleサポートに再度調査依頼したが、現在のところ進展なし。必ず回答はするとはいうのだけれど。

パスワードを再設定して、自分のページに再びアクセス出来るようになり、慌てて「購入履歴」をチェックしてみた。幸いおかしな買い物の履歴はなく、経済的被害はなかったけれど、非常に気持ち悪い、すっきりしない。何年か前に、やはり被害は未遂に終わったけれど、カード情報をスキミングされた時と同じで、落ち着かない…

少しネット上を調べただけで「AppleIDを乗っ取られた」というタイトルのブログもいくつかあり、そんなに珍しい事ではないのか…とちょっと驚いた。Appleのセキュリティーは、WINDOWSより堅牢…てのはもう幻影?なんでもマジョリティーになると攻撃受けやすいからなあ。マイナー好みの私としては複雑な気分…
《追記》
マイナー好みなんて明言すると.非常に近しい某所から「どうせ私は…」「私はいったい…」とかいう声が聞こえてきそう。曲はメジャー(長調)が好きなんだけど。そういえば、以前、仲の良い某作曲家の教授に「マイナー(短調)が嫌いでメジャー(長調)が好きな人は性格的に問題がある(具体的な問題点は覚えてない…)」というようなことを言われたなあ…というよりは、こういう性格の人が長調好きって感じだったかも。ま、性格的に問題がないとは思っておりませんが!

 

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