東日本大震災から一年…
思う事・考える事はたくさん。考えがまとまる訳もなく… 確実に言えるのは、私の生まれたこの国は全く頼りにならない国家だという事。日本の持つ自然や文化、日本人の持つ民族性は大好きだけれど、国としては誇りに思う事も出来ず、信頼もしていない。ずっと心の奥底で考えて・感じていた事柄が、今回のような大きな自然災害が起きてことさら浮き彫りになった。
これだけたくさんの困窮している人がいる時に何もしてくれない政府なら、そんなものの存在意義は皆無である。一年も経って何も出来ないのならそんな無能な為政者は不要。もうそろそろ本当に我々は立ち上がらなければいけない。大阪維新の彼だけに任せるのではなく。
それでも自然は、力強く生命を維持していて、今年の冬の寒さのせいで遅めとはいえ、近所の遊歩道の梅は花をつけはじめた。自然を見て心が動く内は、まだ健康な精神を保っている事が出来ている筈。ちょうど二日前が亡き父の一年目の命日で、昨年の今日はその混乱+大地震でてんやわんやの一日だった事を思い出す。梅の花を見て癒される事が出来るのは幸せに生活をしている証拠。花を見ても癒されない程酷い目に遭っている同朋はたくさんいるのだから。いやな思い出のせいで故郷を去る選択をするのは致し方ない事だけれど、無理矢理に住めない場所にされて退去を余儀なくされた福島の人達をこの国はどうするつもりなんだろう。その方向に舵を取ったのはこの国で、事故は天災ではなく人災であるのは明らか。しかも、この上まださらに、その後始末を押し付けようとするなんて。
日本人も、時には「怒り」の感情を露にする事が必要ではないのかな…