いやいや…所沢の住民投票の話ですけど。自衛隊基地近くの学校の騒音対策に、二重の防音窓とエアコンを導入する計画のエアコンが必要かどうかの住民投票。なぜこんな事に大げさに住民投票が必要なのかと思っていたのだが。
そもそもこういう基地の防音対策には助成金なりが出て、それで工事をするものなんじゃないのか?助成金は決まった目的に対して交付される筈だから、エアコン付けないなんて言えないだろうに…
どうやら所沢市長が、市の財政難からエアコンは付けない、と言い出したらしい。ってことは、助成金は出てない?または助成金を別の目的に流用としている?この部分も詳しくは判らないのだが、流用は出来ないと思うけどなあ。さらに、東日本大震災を鑑み「便利な暮らしを求めるのではなく自然と共存出来ることを目的に」とかとも言い出してるらしい。この市長とやらは、夏の執務室でもエアコンを使わず窓を開けてると公言しているらしいのだが。
まずは、関係ない二つの論法をいっしょくたにするからややこしい…というか間違っている。アホちゃう?市の財政難からエアコンを付けないなら、まずはそこを問題にする。自然と共存なんていう良さそうに見える精神論なんて持ち出すから話がおかしくなる。財政難なんんでしょ?じゃあ、どうして金のかかる住民投票に持ち込むの?もうそこからおかしい。住民投票にかかった金でエアコンくらい設置出来るのでは?
そして、子供に贅沢は不要的な、一見正しく見える精神論を後付けする。そもそも市長の執務室と、40人近いガキどもがひしめき合う教室なんて、比較にも何もなりゃしない。暑っくるしいに決まってる!その上、基地の騒音があるんだろ?精神論以前に、普通に授業が受けられるためにも、市の他の予算削ってもなんとかしてやれよ!それが政治や行政の役割だよ!
あ〜あ〜…
でも、この市長を選んだのは所沢市民だからね。その事は肝に銘じて欲しい。自分らの責任も棚上げするなよ。コドモノタメとかいう美辞麗句に酔う事なく。
ホンマにアホばっかりや。オレは行政も政治家も誰も信じてへんからな。ヤツらのやる事なんてろくなもんじゃない。