上海万博で使用されるテーマソング「世界の国からこんにちは」←おいおい!
古いなあ・・。これがわかる人はまあ40台後半でしょうなあ・・・、1970年。ちがうちがう。やり直し。
上海万博のPRソングが、岡本真夜の「そのままの君でいて」の盗作ではないか?とされる疑惑があちこちのニュースを賑わしています。
皆さん「けしからん!」とか、「中国は以前からドラえもんだのミッキーだの他にもやってるから」とか、逆に「日本は中国に難癖ばかりつけやがって。過去の過ちを反省してないのか!」とか、色々おっしゃっていますが、私の見方はチョット違う。
もちろん、盗作が良い事だなんて言うつもりは毛頭ありません。(でも、我々の業界ではええ言葉がありまっせ!「感銘を受けたので、研究し強い影響を受けた」どうや!←島木か!?←わからんやろうなあ・・・矢印が多いな・・しつこいな)
いやいや、そうじゃなくて、このおかげで岡本真夜さんとこの曲の関係者が潤うだろうな・・と。
この曲は、少し前の流行だから、今はそんなに一押しでプッシュされる事もなく、静かにファンの間で生きていた曲でしょ。こうやって前面に出て来たら皆が興味を持つので、注目を集める・・・から潤う、だけではないのです。
ニュースその他のメディアで流れる度に、使用料が入る筈。だから実際にお金が動きます。例えば、葛飾柴又の風景のバックと言えば、おなじみの「男はつらいよ」のメロディーでしょ。故・渥美清さんの話題でも、BGMは同じ曲ですね。あれが流れる度に山本直純さんのご遺族(だろうと思う)と、権利を持つ関係者(映画とか)には著作権使用料が入る仕組みになっているはずです。これが悪いと言ってるのではないです。逆に私も、こういう作品を作ってこういう仕組みでお金が入るようにならないかな〜〜なんてね。
(直純さんは、素晴らしい才能のある尊敬する音楽家でした。何度もご一緒して、その度に何かしら感銘を受けました。指揮者としても、もっと活動をすれば良いのに・・と思ったものです。)
もう一つだけ、時事ネタで・・・
自治体の首長経験者からなる「日本創新党」旗揚げ。この読みを、どのアナウンサーも日本創・新党って言ってるように聞こえるのだけど。なんか気になる!!ここで切るのが正しいの?日本を創る、新党って意味?でしょうか。。
*追記
その後、岡本真夜さんサイドが、楽曲の使用を認め上海万博に協力しますと申し出て、一件落着しました。「使用を認め」る為には、その前提条件として「借用(盗作)したこと」を認めなければいけない筈だけどなあ・・・。
モチロン真夜さんサイドとしても、世界規模のイベント「万博」に「協力しない」と言って、世界を敵に回すのは得策ではないから、そんな事する訳がないし、使用を認めれば、何らかの形で使用料が支払われますから。
ほーらね!やっぱり!