仕事で日本中あちこち動き回っていますが、今回の旅のグルメ紀行!?として、最後に寄った大阪で見つけたエー店をご紹介。
最近気に入っている大阪での定宿「シティーP大阪」というホテルの目の前。これまでも何度も前を通りかかって気になっていました。前回(昨年だったかな?)初めて寄ってなかなか良い感じだったので、今回も行きたくなりました。
堺筋本町(本町1丁目)から本町通を東に、東横堀を渡って阪神高速をくぐったらすぐ右側の「Sずく」←漢字一文字なのでこうしか伏字にでけへん!!「美酒と旬味」、愛媛八幡浜の瀬戸内の魚と河内の鴨を看板にしたお店です。
大阪出身なので、大阪に来たら食べる(食べなくてはならない)ものが数多くある私は、普通の飲みやさんに来る余裕はこれっぽっちもない。ずえ〜ったいに!!東京では食べられないものがたくさんあるからね。東京でもこの手の店はあるかもしれない・・・タイプのお店には行きたくない、行かない。
もしかしたら、東京にも瀬戸内の魚を空輸で仕入れるお店はあるでしょう。でも、この店は別です。もう一度来たくなった。(リピーターって、ホント重要ですよね。我々の業界もこれを目指さなきゃ!)
一年近くも前に来た我々の事を覚えていてくれて、酒の好みまで覚えてはる。ちょっと感動的でした。丁寧に仕事をした美味しい肴、酒の吟味と品揃えも素晴らしい!お通し一つとってもどれも手を抜いてない。大阪で「寄らなくてはならない」指定店に追加決定です。
魚ももちろん新鮮で美味いのですが、鴨がなかなか他では味わえないものです。新鮮なお造り盛り合わせ(鴨の話でっせ!)が美味い!鴨の脂がしつこくない。内臓も刺身で出てきます。
お料理の出汁と味付が関西風(←当たり前や!)で、私には何より嬉しく懐かしい。穴子と松茸の天ぷらを合わせて揚げ浸しにして出してくれた時は、ちょっと勘定が心配になった・・。だって松茸でっせ!それも大振りの。(メニューには穴子の揚げ浸しとしか書いてなかったんだもん!)いやいや、きっとすごいサービスをしてくれたんだろうと思いますが、年に何回かしか来ない我々にまでこういう気遣いをしてくれるお店は本当に嬉しくなります。次にいつ来るのかわからない客を大事にする姿勢は、こちらもそのお店を大事にしたくなります。
これまでここでご紹介し、私が気に入っているお店は全部そういうお店です。店主もスタッフの皆さんも、客の方をきちんと見て大事にしてくれている事が感じられます。スタッフの皆さんとの会話も楽しめる。
中国もロシアも、隙あらば・・・的な外交は止めて、少しはこういう姿勢を見習えよ!←おいおい!エラい方向へ話が飛んでったなあ。
どの料理も隅々にまで心を配った美味しいものです。それでいて安い!東京の1/2〜1/3位の値段設定だと思って下さい。(松茸はものごっついサービスなんでしょうけど)HPなどでコース料理の値段設定を見たら納得するでしょう。
大阪のど真ん中、ビジネス街の中心で(東京なら赤坂とか市ヶ谷辺り=要するに銀座と新宿の中間くらいのビジネス街=でお店を出してる感じでしょうか?)この値段設定は、東京モン(大阪生まれやけど)には驚きです。
東京では真似のできない、焼き肉やうなぎや串カツやふぐetc.・・・の味と、信じられない値段設定。大阪はホンマに食の都だと思います。美味くて安い。
その中で、勝負して、これだけのクオリティーを保ってるんだから、本当に良いお店です。私のお奨め店としてご紹介しますので(←なんや、偉っらそうやなあ!)興味を持たれた方は、大阪に行かれた折にぜひどうぞ。ランチも数量限定でやってるようですが、翌日ちらっと見たら奥様方で盛況でしたから、限定数に到達するのが早いかも・・・?