一本釣られ・・・

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釣られて、行ってきました。BすとろSいとう(←もう伏せ字は良いから!)

土曜日だから多分満席だろう・・と、断られるのを覚悟で恐る恐る電話をしたら「大丈夫ですよ!」というK代子さん(Sいとうの看板娘?別に看板を背負って店の前で立っている訳ではない。←当たり前や! 細やかな心遣いが評判のただ一人のホール担当兼ソムリエでシェフの奥様)の嬉しいお言葉。予約の時間に少し遅れて入ると「貸切でお待ちしていました」・・って。びっくり!こんな日もあるのですね。「最近は、こういうことも多くて、曜日によっての客数が読めない」とシェフが漏らしてました。金曜日はものすごく忙しかったようです。おかげで私たちは、すごくゆったりと楽しい時間を過ごさせて頂きました。料理はもちろん、さいTさんご夫妻との会話も楽しめたし。こういうところがこのお店の魅力の一つでもあります。(でも、客側のTPOも要求されます←自分自身にも言い聞かせて。忙しい時にむやみに話しかけても迷惑をかけるだけ。シェフ一人、ホール一人、ご夫妻二人だけで切り盛りしているのですから。でも、私は、こういうお店の方との会話が楽しめる店って好きだなあ!)

「マジで旨いですよ」の鴨、絶品でした。

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↑これが素材

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↑こちらが料理

鴨の「もも肉」のローストは初めて食べた! 丁寧に時間と手間ををかけて調理されて出てきました。肉は(鴨に限らず)柔らかいだけが魅力ではない。噛み締めて、その肉質を感じ、肉の味が滲み出てくる旨さ!肉の中に内臓(血?)の味が混じっているような奥の深い味。ヒシコイワシも思った通り、絶妙に内臓のほろ苦さをわざと残してあって美味しい。(これこそさいとうさんのセンス。下処理の手を抜いただけ?←ウソです) 肉でも魚でも「とも和え」ってうまいもんですよね! 楽しみにしていたホワイトアスパラも素晴らしい。前菜(定番テリーヌとアスピック)も期待通りの旨さでした。(なんか「旨い」ばっかりだどウソっぽいなあ。でもホントに旨かったからなあ・・・ウソでも少しけなした方が良いのか!?)

昨日のメニューは、他にも注文したいものがたくさんあって、迷っていたら「残りの注文は、また明日来てくれれば良いです」・・・って。常連の皆さん、土・日は狙い目かも?

私は料理のプロではなく、たくさん食べ歩きをしたりするタイプでもないので、ただのシロートの味覚で感じたままを書いていますから、私とセンスの合わない方には「ごめんなさい」ですが、これを読んで興味を持つ方がいらっしゃれば、是非とも一度足を運んでみて下さい。満足されると思いますよ。

(私の学生時代の恩師の言葉「良い音楽を聴きたいと思う欲求と美味しい物を食べたいと思う欲求の根本は同じセンスである」by Hidehiko Hagiwara 音楽は私の本業ですから、食べ物に対してのセンスもそう悪くない・・と思いたいなあ)

・・・という訳で、今日の投稿もぐるめガイドっぽい内容でした。Mちゃんも来れば良かったのに。

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