イヤなものを…

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見かけて、気分が落ち込んでる。昨日のT京I袋T武デパート。いわゆるデパ地下の食料品売り場。詳しくいえば魚屋の寿司コーナーと輸入チーズなどの乳製品の冷蔵棚コーナー間の通路←まあ、ええか…笑

多分小学校低学年らしい少女が私学の制服を着て立ってる頭上から、その母親がずっと声を浴びせかけてる。それもかなり大声で、まるで自宅の居間と勘違いしているかのよう。少し離れた場所にいるこちらに、説教の内容がすべてわかってしまう…

どうも、その子の通う小学校は、年初のテストで成績順にクラス分けする学校のようで(それも今時どうかとは思うが…)さらに席次も明快に現れるらしいのだが、そのシステムをその子が(多分1・2年生くらいに見える)理解できていない様子。そのことにも苛立ちを持っているらしい母親は(そんなんしゃーないやん…かえって気付かないほうが幸せだし、良い子に育つよ!)その子の順位が低いことをずっとネチネチ嫌味を言ってる。しかも、その表現たるや「頭の良い子のクラスと、中くらいの子のクラスと、おばかさんのクラスがあって…」というもの。あんたはその中でも…って。その子は「じゃあ、あたしはおばかさんの中の大おばかさんってこと?」って言い始めた。絶対評価で殆ど全員が同じ点数でも1点差がつけばこのシステムならクラスが別れるし、そもそも、テストの成績が人間の全人格を決定すると思わせる教育ってどうなのよ…しかも親が子供の味方につかずにシステムを信望していることを明言しちゃってる。

あ〜あ…

かわいそうに…しっかり生きていけよ。曲がらずにまっすぐ育ってくれよ!虐待で飯も与えずに殺しちゃう親と本質はなにも変わらない。

この国はどこに向かうんだろう…

ものすごく気分が悪くなって「うるさい。そんな話は家でやれ!」と捨て台詞を吐いて早々にその場を離れたけれど、今日になっても気分が悪い。

今、小さな子供を育てている弟子たちには、こういう親にはならないで欲しいなあと切実に思った。

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